あーーー、リチャードねのリチャード

チャド山ことリチャくんこと草間さんは仕事人だなと常々思っています。
その所以として、お仕事のパターンで自分の凸凹の塩梅を調節しているように思えるからです。

 以下、私が勝手に思う、草間リチャード敬太の仕事っぷりを、箇条書きで。

・グループ内3人仕事（年下組と）の場合
お母さんのように見守り、たまにいじられ、たまにバラエティー的怒りを盛り込み、たまに可愛くビビる。
道が外れそうになったらそっと軌道修正し、最終的には男気を披露しお父さん化する。
暴走気味な年下組の場合、適材適所でバランスよく立場を変化させるチャド山。

・グループ内3人仕事（年上組と）の場合
基本的に正門くんが回してくれるので出過ぎたマネはしない。
エピソードトークもそつなくこなし、末澤くんがジャブ程度にいじってきたらそれに対応したジャブ程度且つちょっと大げさなツッコミを入れる。
他の2人への圧倒的信頼感からかナチュラル草間度が高い気がする。

・外仕事（グループから数人）
目印担当のため何かと芸人さんやタレントさんにいじられがち。
そこらへんは「好きな食べ物：千枚漬け」や「日本語喋られません」を前面に出して対応。
「リチャード」と「草間敬太」をいかんなく発揮して爪痕を残す。
もちろん他の数名のメンバーに振られている時はヘタに口は出さない、が、その流れで「お前はどうなんだリチャード」になった際の「え？」の表情はいつでも準備している。
グループ内仕事の時よりも前に出ることが多く、唯一無二の存在感を駆使しグループの印象を強くしようとする姿が頼もしい。

・ピン（DASH）
思ったことはテロップに。
野生化しているシンタローに対して一般的思考を持った立場で存在（本当はもっと色々出来るであろうにちょっとポンコツに見せているのがたまに気になる）。
いつもはお兄ちゃんお母さんお父さんの味を見せているがここでは完全に弟感とAD感で存在、視聴者への「え、この子は将来TOKIOの社員になるんだよね？」をうまいこと匂わせている。

・グループ仕事（6人）
見た目のいかつさからは想像つかないほどの優しい眼差しを全方位に発射。
必要な時にお口添え程度にボケる。
初見の人から見れば見た目の存在感が大きいが誰よりも普通のため「うそやん」の対象になりがち。
たまーに末澤くんといちゃこらしてくれるのでこちらとしては有難い。

以前正門くんと一緒にやったラジオのお仕事で、自分の外見について触れていたチャド山。
彼も悩み、考え、試行錯誤の上で今のスタンスに辿り着いたんだなと聞きながら思いました。
私が思うこのグループの特徴のひとつして「マイナスをプラスに転じる熱量」があると思っていて、チャド山が経験してきたこともまたそれだなと考えています。
どうしても目立ってしまう外見、喋られない英語、じゃー武器にしようと。
どこでどう転機が訪れたのか気になりますが、それは将来いつかどこかで。
情熱大陸とか（大きく出た）。

にしても。
ギャップ狙いでハンバーガーが嫌いと言ってきたことを「嘘でした」と有吉反省会で反省し、更に嘘をついていたことで他番組でおいしく扱ってもらうまでに持って行った手腕、もっと世間に知られて欲しい。

嘘は、ダメだけどな。